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踊りを棲む。
棲まわれて踊る。

体はどこにいるのか。
魂はどこにいるのか。
私はどこにいるのか。

魂が騒ぐとき、体もざわめく。
体が高揚するとき、魂も熱を上げる。

踊る。
踊る。
踊る。

私は棲まわれておどる。

空の端で。
波の狭間で。
地の層の中で。


* * *



ゆうこさんへ

彼女が舞踏という体の中の秘め事を始め、
その胎内で育ち始めたその頃・・・。
彼女はまるで忘れられ時の埃を被った日本人形のようであった。
儚く、幼く、美しく、壊れそうな、
どこに血が流れているのか読み取ることの出来ぬ、
不思議な少女であった。

プチタプチロワゾーフェソンニ。

そして、ある日、私ははっきりと産声を聞いた。
無明の中で、無垢な体が泣き叫び、
みるみる彼女の身体に血脈が流れ始めた。
舞踏を懐胎した赤ん坊が生まれた。

舞踏の赤ん坊よ!
多くの人々に、生と死の愛の種を、
蒔き続けて下さい。


竹之内淳志





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